まずは自己紹介 | 「今日の献立」 

まずは自己紹介

今の時期ならば、仕事の手が空いたときに近所のスーパーに出かけ、買いそろえた食材を車のトランクに保管しておいても傷む事はありません。

もっとも車の駐車場所は日陰じゃなくちゃ駄目。
魚屋さんで見かける発泡スチロールの箱を積んでおいてその中に保管するくらいの心遣いは必要でしょう。それでも、「刺身」や「精肉」は冷蔵庫に入れたいモノ。で、会社の冷蔵庫でほとんど使われることの無い、「野菜室」を利用させてもらうのですが、ともするとそのまま忘れて帰宅してしまうことがあって、家まであと少しの所で「あっ!!」と思い出すワケです。

そんな間抜けな忘れ物を何度か繰り返し、良い解決策を考えた。
買い物へは必ず車で行くので、買い物が済んだらポスト・イットに「冷蔵庫!」と書いてハンドルに貼っておく。これで忘れる事は無くなるけれど、誰かにメモを見られたりするといちいち説明するのが面倒くさい。それに仕事の都合で外出先から直帰するような事もあったりして、特売品の「刺身」をパートの女性社員に譲ったことも何度かあります。 

「じゃぁ、帰りに家の近所で買えば良いじゃないか」と言われそう。
確かにそうなんですよね。でも、以前は近所のスーパーで買い物をするのはやっぱり躊躇いがあったわけですよ。背広姿で買い物かごをぶら下げているのは目立つ訳で、近所の奥さんに出くわしたりすると何となく気恥ずかしい。

「あら~、お買い物ですか?」

などと声を掛けられても、何も言うことも出来ずに間抜けな笑顔を浮かべて

「ええ、、、ちょっと…」

と答えるのが精一杯です。

ゴミ出しや夕食の後かたづけといったお手伝い定番商品だけではなく料理や掃除、洗濯、家事全般に男性が進出するようになりました。
主婦ならなぬ「主夫」までもが認知されるようになったワケですが、それでもまだまだ少数派。ネクタイを締めたスーツ姿の男性が買い物かごを片手に、特売品の「びんちょうマグロ」を品定めしている様子はやはり「異質」でしょう?

僕らの世代、家事をする男性のイメージは「強い嫁に頭の上がらない亭主…」
子供時代に読んだ漫画「ダメオヤジ」(古屋三敏作)に登場していた鬼嫁とダメオヤジの図式が頭をよぎってしまいます。

僕がスーパーで買い物をしている姿や、近所の豆腐屋さんで

「木綿豆腐と油揚げちょうだい」
「あっ… 豆腐は固いトコね」


なんて言っている様子を見ている近所の奥様方はやっぱり
「ダメオヤジ」を想像されているんでしょうかね?
僕的には買い物姿を見られる事よりも、そんなふうに誤解されているんじゃないか?という方が気になったりしているワケです。

我が家は、僕ら夫婦と子供2人プラス犬一匹。
最近ではごく標準的な家族構成です。妻は流行?の「姉さん女房」で仕事持ち。
18歳と15歳の坊主に目がすっかり悪くなった老犬。僕は今年45歳で小さな会社を経営しております。今の日本の典型的な家族像と自負しています。
ただ、普通のご家族とちょっと違うのは夕飯の支度のほとんどを僕がやっているという事や、家事全般をこなしているという所です。

熟年離婚はこれからますます増えそう。
自分の生き方を見つけ生活力を身につけた女性はますます強くなります。
まさに男性受難の時代… 新しい夫婦の形を考える時代なんでしょうな。

今夜の献立を考えながら、
その他自分等を取り巻くいろんな事を考え、それをこのブログに記して行きたいをと思っています。
色々な価値観があって、それを自由に論じられる良い時代です…

昨日のバレンタインデー 我が家の夕食の献立は
「ブリと大根の簡単煮」
「水菜のサラダ、キノコのマヨネーズソース」
「自家製煮豚」 
食後のデザートには 妻からもらった「チョコレート」をいただきました。