親の気持ち… | 「今日の献立」 

親の気持ち…

受験シーズン真っ盛り。
我が家も長男が大学受験でした。

「大学、、、どこだって良いだろ?どうせ4年間遊んで過ごすんだから」

「推薦もらえないのかぁ?」

お気楽な親からは お気楽な息子が育つモノで

「受験勉強?やらない。なんとかなるだろ…」

え~~~っ!? それで大丈夫?とは思ったモノの いまさら勉強せい!とも言えず

「ちょっと、気分転換ね♪」

と言いながら、プレステのゲームに夢中になっている長男を半分あきれながら見ていたのでした。

冬休みも終わろうとしていたある日、リビングで次男とゲームをしていた時の兄弟の会話。

長男「もう一月かぁ。今月受験って実感がねぇよ」
次男「……   」
長男「そろそろプレステも封印しなくちゃなぁ」
次男「いまさら 遅くね?」
長男「だよな。でも、気持ちだよ、気持ち」
次男「なんだそれ?」
長男「格好だけはみせなくちゃな。だからもうゲームに誘うなよ」

あたまがクラクラしました。
(ちなみに二日後にはしっかり「息抜き」をしておりました 苦笑)

合格するかどうかは別にして、親としては「ベストコンディション」で試験に挑んで欲しいモノ。 当然、食事には気を使ったわけです。

なるべく消化の良いモノを中心に、今さら食べてどうなる?とは思いつつDHAを多く含んでいると言われる「青魚」なんぞを食卓に並べました。
試験数日前からは「貝類・生もの」を避ける念の入れよう。
当日の弁当も

「おにぎりは腹持ちは良いけど、やっぱり軽めのサンドイッチだな」

と、脳みそへの血流の心配までしている僕の気持ちを知ってか知らずか用意したサンドイッチを手にした長男は

「こんなに食べられないよ。プリンとかない?」

プリン!?って「プッチンプリン」かよ!? 


「コンビニで買ってけ…    なんだよ…  朝早く起きたのに…」



「親」なんて割に合わないモンですな………

そんなお気楽長男も、計5校の受験も終わってあとは結果待ち。プレステの息抜き?が功を奏し晴れて「桜咲く」となりますかどうか…

と言うわけで、生ものを控えてきた我が家だったので昨日の夕飯の献立は 

「牡蛎フライ」
「なめこと豆腐のみそ汁」

色の良い「イカ」があったので

「イカソーメン」

げそはきざんだ長ネギとバターで炒め、わたと和えて僕の肴になりました。