裁縫なんてする?
僕のオフクロは「洋裁」が得意で子供の頃一緒に「布屋」に出かけて自分の好きな柄の生地を選ぶとそれでシャツを作ってくれました。
昔は「裁縫」と言えば、繕いものやサイズ直し、あて布等 決して一日で出来るような技術ではなくまさにお母さんの「技量」だったように思います。
今は…せいぜい、ボタン付け、裾上げ、子供の洋服に名札やアップリケをつけるくらい?
針と糸をもつ機会も随分と減っていますよね。まぁ、今は「雑巾」だってホームセンターで売っている時代ですから、「裁縫の技術がどうしても必要」という事はありません。
それでも、たとえば会社などでボタンが取れかかっている。なんて事はよくあります。
そんな時、ほとんどのお父さんは
「なんとか、夜まで持ちこたえてくれよ。」
と、ブラブラするボタンにお願いをする事になります。
でも、しばらくして見てみると… ボタンが飛んでしまって袖口が開いてしまった。。。 よくあるケースです。
あれって、、、自分ではあまり感じないのだけれど、ハタから見ると意外とだらしなく見えるモノです。
長袖の肌着を着ている方は要注意。袖口からのぞく肌着の袖はけっして見栄えの良い物ではありませんぞ。
「ねぇ、、○△君、、、ボタンが取れそうだから、付け直してくれ!」
と女性社員に言いつけられる人は、、、専属秘書がいらっしゃる重役さんだけでしょうね。
最近では、着ていたシャツを女性社員に投げつけて、「ボタン付けて!」なんていったら
「セクハラ!」
と言われかねません。
仕方ありませんから、自分でやりましょうね。
コンビニに行くと、携帯用の裁縫セットが売っています。小さいはさみも付いていて便利ですよ。
僕が持ち歩いているは、出張や仕事で泊まったホテルに用意されている「裁縫セット」です。小さくまとまっていて便利なのと、ちょっと見ただけではそれが裁縫セットとは思えません。いつも頂戴してきては、セカンドバッグの中や、会社のデスクに放り込んでおきます。
彼等が活躍するのは おそらく年に数回ですが、あるとないとでは大違いです。
「助かったぁ」
という経験談をひとつ
仕事関係のゴルフコンペに出ることになりました。
普段は車で行くのですが、遠方という事もあって珍しく新幹線で出かけました。出来るだけ荷物を軽くしたかったので朝からゴルフ用のスラックスをはいて家を出ました。
新幹線に乗りこんで一息ついていると、、、
靴になぜか「糸くず」がまとわりついています。 引っ張ってみると意外と長い…そう、ズボンの裾上げの糸がほつれていたんです。
あら~ぁ と 裾をまくってみると、すでに半分近くの糸がほつれてしまってあげをした布地が垂れ下がっています。 その状態で一日ゴルフは出来ないでしょう。クラブハウスで応急処置をとも考えましたが、道中、垂れ下がってきたらみっともない。
そこで、バックに入っていた裁縫セットを取り出すと、トイレの個室に向かいました。揺れる車内に馴れない作業で結構時間がかかりましたが、なんとか応急処置を施して…
ゴルフ場ではそのままプレイしましたが、午前中のプレイ中にキャディーさんにその事を話すと
「お昼に私が繕ってあげるから」
と言ってくれました。 雨合羽のズボンをはいて食事をしてから キャディーさんのとことに行くと、さすが、お母さん。。。 短時間にキチンと直してくれていました。
「お客さん、、裁縫上手いね~~ 新幹線の中でやったにしちゃ 綺麗に出来てたよ」
とお褒めの言葉を頂きました。
ボタン付け…
もし 一人で生活をしていれば、当然 自分でしなければいけません。
でも、結婚をするとそれは「奥さんの仕事」になります。
「ボタン付けてくれ」
ポイッと椅子の上に投げておけば、次の日にはボタン付けは終了しています。
いや~~ぁ 奥さんって本当に便利なモノですよね。
でも、自分で出来るように準備はしておきましょう。
奥さんのご機嫌次第では袖口ブラブラのシャツをいつまでも着るはめになりますよ。
今日の我が家の献立は
先日、お隣さんから 鰺の干物を頂いたので、
「鰺の干物」
干物は塩分が強いので、みそ汁はみそが少なくても美味しい
「アサリのみそ汁」
「ほうれん草のおひたし」
昨日多めに作って、きっと味がばっちり浸みている。
「里芋と筍の煮物」
こんな献立を考えています。