お気楽旦那の憂鬱  その壱 | 「今日の献立」 

お気楽旦那の憂鬱  その壱

健康…

なくした時にその大切さ、重さ、意味、理解します。
例えば、命にかかわるような「病気」を患ったり、事故で「大怪我」をしたりすればその後の人生も変わりかねません。

さて、僕のブログを読んで下さってる人(まだ少数ですが、ありがとうございます!)の中には 僕の行動パターンを見て…


「そうね。 自分だって、6時7時に家に帰れるんなら、夕飯くらい作るよ。」

「ずいぶんお気楽な経営者だよね。」

「自由になる時間が多い人はいいよ。」


そう思われている人は沢山いると思います。正直、自分だって ブログを書いていて思いますモン。 お気楽だよなぁ…って。(笑)

と言うわけで、今日はその言い訳?をしようかと思います。


6~7年くらい前まで、僕も多くのお父さんと同じように結構忙しい日々を送っていました。家事、育児については結婚前から「妻だけに任せない」というポリシー(偉そうだけど…)だったので積極的に「協力」はしていました。育児教室には通いませんでしたが、本を買って色々と勉強しましたねぇ


それでも、仕事が忙しく家に帰る時間は遅かった。 出張も度々ありましたし土日もゴルフや自分の趣味で居ないことが多かった。 飲みにも良く行きました。そうした中で罪滅ぼしの意味も含め今まで書いたような「気づいた時にやる」そんな家事手伝いの方法を考えました。


そんな忙しい日々を送っていたある日、仕事で「大トラブル」に見舞われました。かなり高い熱があっても食欲だけは旺盛だった僕が痩せたくらいですから、精神的にもかなり参っていたんだろうなぁと思います。


ようやく一段落ついたある日の夜、たまたま僕は家で一人留守番をしていました。その時に携帯の呼び出し音が鳴ったんです。数ヶ月間、かかってくるのはろくな電話ではありませんでしたから、正直、呼び出し音には敏感になっていました。「ドキッ!!」とするんです。呼び出し音=嫌な事 「パブロフの犬」状態です。

電話を切った後も「ドキッ」とした心臓の鼓動がそのまま早くなる。その内 息が出来なくなるくらい激しく脈打つんです。息が苦しくなって、額は脂汗が滲んできます。 誰もいなかったので「救急車」を呼ぼうと電話に手をかけたときに妻が帰ってきました。
即、救急外来に行きました。心電図の脈拍数は、一分間で150回。安静にしていてその数値。「突発性頻脈」不整脈の一種です。それからは「検査、検査」の日々を送りました。結果や内容については省きますが、結局それ以来原因不明の不整脈が僕の持病になったワケです。


心臓に欠陥はありません。ですが、突然襲ってくるいくつかの不整脈の症状は僕を苦しめました。まず、電車が苦手になります。外泊には不安がつきまとうのでなるべく避けるようになりました。飲酒も、、、外で飲む気持ちがなくなってしまいます。結果として家にいる時間が長くなりました。


そのうち、「心房細動」という発作が起こるようになりました。検査結果は「心因性ストレス疾患」でした。しかし、長時間の「心房細動」は心室で「血栓」をつくりそれが原因で、「脳梗塞」や「動脈瘤」といった命にかかわる病気の原因になります。直接、心不全につながる可能性も否定出来ない…  僕は、仕事そのものを減らす事を考えるようになりました。健康を犠牲にしてまでも「仕事」に対しすべての情熱を捧げる事は出来ない。妻、子供達、兄弟、親、友人達、、、そうした廻りにいるすべての人達との関係は少なくとも僕の人生において一番大切なものだと思えたのです。


続く…



さて、今夜の献立です。

昨日は家に帰って冷蔵庫を覗くと、

「アサリ」 ← ハマグリじゃなかった(笑)
「むきエビ」
を発見!パスタにしようと考えていましたから、

「トマトソース仕立ての シーフードパスタ」

にしました。

と言うことで今夜は… 中華系

鶏肉と青梗菜があったので

「鶏肉と青梗菜の炒め物 オイスターソース」

昨日、テレビで美味しそうだったコンニャクと使って

「コンニャクの味噌田楽」

汁物は、、、作りながら考えましょう。